松尾観音寺

日本最古の厄除け観音として知られる松尾観音寺は、約1300年前に奈良の大仏建立に関わった高僧行基によって創建されました。
行基は伊勢神宮参拝の折、松尾山に住む雄雌の龍が棲む池を見つけ、そのほとりに観音様を刻んで寺を建てたと伝えられています。

寺の本尊十一面観世音菩薩は厄除け・縁結びにご利益があるとされ、多くの参拝者が訪れます。
約600年前の火災では、2体の竜神が現れ観音様を守った伝説もあり、現在の本堂は文政3年に再建されました。

本堂の床板には龍の模様が浮かび上がり、なでると良いことがあるとされています。

毎月第三日曜には「龍の市」も開催しています。