賓日館

賓日館は1887年（明治20年）に、神宮参拝する賓客の休憩・宿泊施設として建設されました。
大正天皇をはじめ、歴代諸皇族や各界の要人が数多く宿泊し、日本の海水浴場発祥の地としても知られています。

見どころは120畳敷の二階大広間で、絢爛豪華なシャンデリアと本格的な能舞台があり、今でもコンサートなどが開催されています。
当時一流の建築家や職人による品格のある洗練されたデザインや意匠が館内の隅々にまで施され、日本の伝統建築の粋を堪能することができます。

2003年までは老舗旅館、二見館の別館として使用されており、その時代の案内板などにも歴史を感じさせます。現在は国指定重要文化財となり資料館やイベント会場として活用されています。